8月って長ーいです。
旅行から帰って、個展して、ワークショップして。
も、まだあと1週間あります。
そして、今日のブログも長ーいです。
旅行記総まとめ!
って、もう散々書いてますが...。
連れ帰ってきたウツワたちひけらかして。
今までご紹介した分、あれでまだ半分です。
後半のスウェーデン分がまだまだ残っております。
器についてはまた、ちょこちょこ書いていくとして。
器好きの方に人気の旅行先である北欧。
行きやすいし、治安もよいので個人旅行でまーったく問題ありません。
ちょっと行ってみようかなとか思った方に参考になればと、今回の旅行程を。
その前に。
まずは、飛行機!
遠そうなフィンランドですが、なんと、一番近いヨーロッパです。
9時間半で着きます。
乗って、ゴハン食べて、寝て、ゴハン食べたら、着く◎とラクちん。
時差も6時間なので、普段、超夜型で狂ってる私はまったくボケず。
規則正しい生活をしている友人も(時差では)ボケていませんでした。
フィンエアーが直行で一日一便出てます。
機内食で焼うどんが出てびっくり!しかもおいしかった。
ただ、そのフィンエアーとは今回、かなり相性悪かったですが...。
ずいぶん前に書いたネット予約での失敗。
あれは、今回の飛行機チケットの予約での出来事だったのです。
みなさん、決定キーを押す時は慎重に。
私は二重予約をしてしまい、キャンセル料として38000円払うハメに。
そんなこともありつつ。
飛び立っちゃえば、忘れるもの。
フィンランド・ヘルシンキ到着!
4日間で行ったところを順に。
町中を細かく走ってるトラム(路面電車)でだいたいどこでも行けます。
「アラビア美術館」
受付の机!
器作りの行程が彫ってあってイカしてました。
ここにショップもあり、お安くお買い物できます。
vacation時期でなければ、工場見学もできます。。。(7月はvacation)
トラムで中心地から20分くらい。
「マリメッコのファクトリーショップ」
テキスタイルがかわいすぎて物欲が制御不能になります。
ちょっと遠いです。
地下鉄に乗り、ヘルットニエミ駅へ。そこから徒歩15分くらい。
でも、マリメッコ好きならば絶対行く価値あります。
「デザイン美術館」
カイ・フランクの企画展やってました。
アラビア社のデザイナー、カイ・フランク。
手書き絵付けの器とかもあり、原画とかもあり、イラストも上手いのね〜と感心。
ここは中心地から歩いて10分くらい。
ちなみに、この先にシー・ホースという、おいしいレストランあり。
「アルヴァ・アアルトのアトリエと自邸」
さすがは建築家のアトリエ。
アトリエから5分くらいのとこにある自邸。
そりゃもう、どちらもステキすぎ。
1時間に1回だけ玄関が開いて見学できるという省エネなシステム。
計画立てて、行くのがおすすめです。
ヘルシンキ郊外の湖畔の高級住宅地にあります。
郊外と言っても中心地から20分くらいのトラムの終点駅近く。
「ヒエタラハティの蚤の市」
土日の朝市。
早起きして行ってよかったと思える掘り出し物がありました。
骨董とはまったく関係ない、いわゆるフリマな服とかもごっちゃり売ってます。
中心地から歩いて10分くらい。
「リーヒマキのガラス美術館」
ここはちょっとした小旅行でした。
ヘルシンキから列車で1時間くらいのリーヒマキ駅。
から、バスで15分くらいの美術館。
こんなとこにあるの?ってところに突如、でーんっと美術館。
ガラスばっかりを集めたマニアックな美術館ですが、いかにもフィンランドっぽい感じでいいです。
そして、ここでもカイ・フランク◎
生誕100周年記念の大規模展示。
こちらはガラス製品のみですが、色使いがすごくキレイ。
見応え十分でした。
あとは、ヘルシンキの町なかでフラフラとしていました。
そして、5日目にスウェーデンのストックホルムへ移動!
ストックホルムは港町なのでいたるとこにイカリが◎
本来、この移動日に急いで行きたい美術館がありました。
が、飛行機が小1時間遅れたため、間に合わずで断念。
クタクタになり、公園でハンバーガー食べて散歩して一日終了。
なのでストックホルムは6日目の実質一日。
盛りだくさんな一日のメインは。
「グスタフスベリ」
磁器の町。そしてリンドベリがいたグスタフスベリ社の本拠地。
イカリマークがかわいい◎
ストックホルム中心地の地下鉄スルッセン駅からバスで30分くらいです。
さて、この6日目は月曜日。
月曜日とは日本でもおなじみの美術館がお休みの曜日。
とっても行きたかったグスタフスベリの磁器美術館ももちろんお休み。。。
ここに、前日に来る予定でした。
飛行機が予定通り飛んでれば。
窓にへばりついて覗き見して、あとは諦めました。
美術館はお休みでも、いろいろあるショップはばっちり営業中。
まんまと買い物ばかりさせられてしまいました。
でも、ショップに美術館並みのものがけっこうありました。
グスタフスベリのもう一つの目的であるリサ・ラーソンの工房。
こっちは魔の月曜とは関係なく開いていて見学できました。
あとは、帆船博物館へ行き、アンティーク店巡りをして、ラストディナーを食べ、あっという間のストックホルムでした。
そして、7日目。
帰国するのみの(はずの)日。
すっっごい重量の荷物を持って、たっぷり時間の余裕をみて空港へ。
チェックインして、免税でチョコなんか買っちゃって、ヘルシンキ行きのゲートで一息。
窓の外に飛行機が見当たらないので、イヤ〜な予感はしたんです。
そして、出発時間遅延のお知らせが表示され。。。
みんなちょっとイラついていましたが、ダラダラと待つしか無く。
遅延時間はどんどん延びて、2時間待ち。
ヘルシンキでのトランジットの時間は1時間半くらいでした。
いわゆる、間にあわない!?
でも、私は「まあ、乗れるでしょ◎」と、根拠のない自信であまり焦ってはいませんでした。
当然2時間遅れでヘルシンキに到着。
ちょっと急がなきゃ!なんて思って飛行機から降り、出発便の電光掲示板をちらっとみたところ、日本便の表示がない!!!
マジで?と思いつつも、友人がすごい勢いで先に走っていっているので、とりあえず走りました。
が、ワレモノを全部機内持ち込みにしているので、荷物が超重い。。。
友人に遅れてパスポートチェックを受けた私は検査官さんから「アウトだよ〜」との宣告が。
一足先にチェックを受けた友人は、間に合う事を信じて遥か彼方の日本便ゲートまで走って行っていました。。。
そこに、もちろん飛行機はなく、私たちは見事に置いてかれました。
カウンターで交渉するも、翌日まで日本便はないのでしょうがない。
フィンエアーからホテルが与えられ、1泊延長。
帰ってからの仕事のこともあり、いろいろと連絡をつけたりでドッと疲れました。
そして、まさかの8日間ヘルシンキ滞在。
疲れてはいたものの、昼間まるまる時間があったので、せっかくだからまたヘルシンキ中心地へ。
なんだかんだで、買いたかったけど時間なくて諦めたモノが買えたり、
一緒に乗り遅れた日本人の方々とお友達になれたり、
旅話のネタができたり、
で良しとします。
この日は定刻通りに飛行機も飛び、無事帰国いたしました。
結果、かなりフィンエアーに振り回された旅でした。
でも、次もヨーロッパ行くならフィンエアーを使いたいと思うくらい、なんか憎めない会社です。
フィンランドがよかったからしょうがない。
日本人だからJAL憎めないのと似てる感じです。
そして、飛行機は情け容赦なく飛び立つという教訓が。
今後、帰国日に仕事を入れるのはやめようと思いました。
みなさんも強行スケジュールにはご注意を。
飛行機以外はなーんのトラブルもなく、とっても平和な旅でした。
人も基本ドライだけど、困った時は助けてくれる心地よい距離感があり。
1週間でもけっこう満喫できる旅先。
ほんとオススメです◎ゼヒ!