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「リッタイとウツワ」 Tomomi Kamoshita

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デンマークの器たち ①

ロンドンオリンピック、終わっちゃいましたね。
楽しかった〜!

美術系で運動不足に育ったため勝負とか筋力とは無縁ですが、対極すぎて体育会系を観るのは大好き。
しかも大人になればなるほど、オリンピックってなぜか楽しくなる気がします。


さて、旅行記の続き。
本日はデンマークから連れ帰ってきた器たちいろいろをご紹介です。
長いです。。

行きましょ!まずは蚤の市での入手品から。
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ロイヤルコペンハーゲンの1985年頃のもの。
作者はGrete Helland Hansen。
「テネラ」というシリーズです。

ロイヤルコペンハーゲンといえば!のいわゆる花柄磁器とは雰囲気が違うこのライン。
1960年代から1980年代くらいまで作られていたものです。
残念ながら現在は作られていません。

この時代のロイヤルコペンには、この「テネラ」と「バッカ」というシリーズがあります。
ファイアンスという技法で色装飾されたもの。
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ファイアンス...
帰国してから詳しく調べたところによると、約1000℃での焼成で色鮮やかに発色するように調合した色釉を使う技法です。
古くからイタリアなどで使われていた方法。

わかりやすく言うと、一発本焼きの釉象嵌というところでしょうか。
余計わかりにくいでしょうか。。


このシリーズについてザックリまとめると、
「テネラ」はブルー系、花や鳥のモチーフ。
デザイナーは6人の若手女子作家たち。華やかな感じ。

「バッカ」は黄茶色系、魚や鳥のモチーフ。
デザイナーはテネラ女子6人の仕掛人であり、二つのシリーズの生みの親である優秀おじさんデザイナーを含む3人。渋かっこいい感じ。
です。


ここから飛ばしていきます。
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こちらもロイヤルコペン「テネラ」の1970年頃のもの。
作者はKari Christensen。
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器の内側に大胆に柄が入っています。


これも「テネラ」。
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1975年頃。作者はBeth Breyen。
この人の絵はちょっと奇抜。
木のフタの付いたソルトボックス=お塩入れです。


続いて。
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何気ない形のボウルですが、見込みの真ん中にちょこんと青林檎が!
しかも、この青林檎の釉色がなんともきれい。

これは、長い歴史のロイヤルコペン社の陶器部門が一時アルミニアという会社に買収されていた時代のもの。
裏のロゴマークはあの王冠マークではなく、Aをもじったマークです。
1969年にはロイヤルコペン社に戻っているのでマークも王冠に。

今回買ったものの中ではこれだけがアルミニアマーク。
1960年頃のものらしいのでたぶん一番古いです。


あと、1967年から毎年出てるイヤーマグ。
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水色が1968年、黒×黄が1976年。
微妙に生まれ年じゃないです...。
生まれ年のデザインはかわいくなかったのでやめました。見つけたけど。。
マグ好きにはたまらないですね〜。


ロイヤルコペン最後はこちら。
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いきなり、今のやつ。
これは、普通にファクトリーショップで買いました。
普段使い用です。

何が好きってこのロゴマークが好きなので◎
日本でも買えるけれど、記念に本拠地で買ってきました。


ロイヤルコペンハーゲンのものは以上です。
どんだけ散財してきたんだ!!という感じですが、ほとんど蚤の市で買ったのでお値段はなんと1500円から一番高いものでも4500円くらいなんです。

帰ってから年代などを調べていたら、日本のアンティークショップでの価格が出てきて、あまりのお値段にビックリでした。。
肩をうっ血させて、必死に持って帰ってきたかいありました。


まだちょっと別の器がありますが、とりあえず時差ボケを直さなくてはなので今日はこのへんで。
by tomomikamo | 2012-08-14 02:29 | 番外編 | Comments(2)
Commented by otokonoutsuwa at 2012-08-14 10:59
ロイヤルコペンの美術館が休みだったりの怨念が噴き出したような成果だね~。さすがヨダレものばかりだな~。特にトップのGrete Helland Hansenもの、さすがブルー好きのカモちゃんにはタマラナイ釉薬だね。文様も素敵。カタチも河井寛次郎の花器みたい。それから、二番目も凄くイイ。この色の取り合わせでココまで魅せるか!って位イイです。ああ、実物が見たい
Commented by tomomikamo at 2012-08-15 00:18
otokonoutsuwaさん◎
そうなんです。帰ってきたら青系の陶器ばかりでした(^^)2番目の平鉢、かなり気に入ってます♪お時間ある時、ぜひ見にいらしてください!
ロイヤルコペン美術館は閉鎖なんです。。いいのか??って感じです。これだけの作品たちは、美術館で保管しないと流出しまくって本国になくなってしまうのでは?と心配になります。すでに、思っていたよりかなり品薄でした。
日本の古美術もこんな感じで流出してしまったのでしょうかね。。
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