ブログトップ

「リッタイとウツワ」 Tomomi Kamoshita

rittau.exblog.jp

NewYork 旅行紀②

やっと秋になりました!

さて、ニューヨークの旅日記の続き。
a0180208_22142960.jpg

本日は美術館編です。

まず、星条旗といえば...ジャスパー・ジョーンズ。
このジャスパー・ジョーンズをはじめ、ポロックとかウォーホールとか、六本木の新美術館で観たアメリカンポップアート展や軽井沢セゾン美術館を総まとめにしたような近代アートの美術館 MOMA。

ここから、アート麻痺の始まりです。

観るものすべてが大御所作品。
じっくり観るべきか、流し見するべきかの判断に迷う部屋ばかり。
全部じっくり観ていたら、何日あっても足りません。。

このMOMA、2004年に日本の建築家である谷口吉生さんによってリニューアルされました。
ガラス面が多く、光がたくさん入る明るい美術館です。

次々出てくるマティス、ピカソ、モネ...
a0180208_22144239.jpg
時空が歪んでるダリ。
に吸い寄せられる人々。
時計はとってもきれいなブルーでした。


そんな中でも圧倒的にインパクトがあったのが、やっぱりゴッホ!
a0180208_221557.jpg
「星月夜」

久しぶりにたくさんのゴッホを観ました。
色の鮮やかさとかタッチの威力とか。
「やっぱりゴッホってすごいな〜」と、直球の感想しか出てきません。

ガラス無しの生でかなりの近さで観ることができるので、筆使いもよくわかります。
驚きなのは、ところどころキャンバス地が見えるんです。
重ね塗りをしているような画風ですが、厚塗りの単色使い。

そして、とてもいい絵具を使っているそうです。
弟が最高の絵具を送っていてくれていたとのこと。
なので、これだけの年月が経っていてもゴッホの色は鮮やかなんだと納得です。


もう一人、クリムト。
a0180208_22145558.jpg
色の組み合わせが凄すぎです。
これは妊婦さんを描いた絵のドレスの一部分ですが、このドレス柄だけでも一作品になりそう。
独特の金色使いがいいです。


やけに印象に残った作品はこちら。
a0180208_2214366.jpg
毛はえてる。。

Meret Oppenheim (メレット・オッペンハイム Swiss, 1913–1985)さんの「Object」という作品です。
ギョッとする。
無機質なものがいきなり主張を持った感じ。
気になっていろいろ考えてしまう。
難解な現代アートはあまり好きではありませんが、このくらいならば。


眼と脚とちょっと頭を使ったのでキオスクで甘ーーいジャンクなクッキーを買い、食べながらバスでアッパー方面へ。


a0180208_22151782.jpg
メトロポリタン到着。
ルーブルと並ぶ巨大美術館です。


そして、またまたセザンヌ、ミレー、ゴーギャン。
このあたりから、「はいはいドガね〜。ルノアールはいいや。」という、今考えると恐ろしい心境に。
完全にキャパオーバーです。

企画展だけでも大きな会場でいくつも。
テキスタイルの企画展では世界中の衣装が飾られる中、気付けば日本の甲冑に見入っていたり。
甲冑(かっちゅう・鎧&カブト)は世界に誇るかっこよさです。


で、こちらでも、結局ゴッホ。
今回の感想は「ゴッホはスゴい」です。
大量の名画の中でも、存在感が違いました。

a0180208_034979.jpg
自画像。
変な位置の展示だな..と思い、裏にまわってみると、裏にも絵が。
この自画像面が、キャンバスの裏だそうです。

奥のルソーの絵の前では子供達が座って課外授業してました。


絵画ゾーンを終えて、エジプトゾーンへ。
メトロポリタンでは、絶対観ておきたいものがありまして。
広大な美術館内を、写真片手に警備員さんに聞きながらやっとのことで探し当てた、こちら。
a0180208_1572895.jpg
カバ。Hippopotamus。

手のひらサイズの小ささ。
紀元前1900年頃に作られたトルコブルー釉で彩色してある陶器です。
エジプトで棺のなかに供え物として入れられていたものが、今ではメトロポリタンのマスコット。
表情、身体の柄、トルコブルー...探して観られてよかったです。

エジプトゾーンには古代のトルコブルーの器がたくさん。
a0180208_22155020.jpg
こちら高杯!
色も柄も形もかわいいです。
何千年も前から高杯の形というのは確立されていて、とっても歴史ある器です。

...そんなこんなで閉館時間となり退出。


お次は。
一番楽しみにしていたグッゲンハイム美術館!
しかもフランク・ロイド・ライトの建てたあの円形回廊を使ってのジェームス・タレルの企画展!!

ちょっと調べたところによると入場制限がかかり並ぶらしいと。
並ぶ覚悟で午前中にグッゲンハイム到着。
a0180208_22155916.jpg
外からもカッコイイ建物。
並んでおります。

でも、案外スムーズに進んで入場。
なんだか工事中みたいな気配でちょっと嫌な予感。

チケットが通常よりも安い設定になってる...と気にしつつ、チケット売り場へ行くと。
お兄さんから「回廊部分には入れない。3部屋だけの展示だよ」的な説明が。
は?タレルは?って言っても、「ノーーー」みたいな。
しかも工事期間は10月末まで。次の日にリベンジしても無理な様子。

むりやり状況を飲み込んで、3部屋のみ鑑賞。
カンディンスキーの展示があっただけよかったです。
入口の列はこの部屋が狭いせいでの行列でした。。


帰ってきてちゃんと調べたら、なんと展示は9/25まで。
終わってたー。
その展示回収と建物修復の為の工事期間だったようです。
出発前のバタバタで情報収集不足でした。

私が観たかったのはこちら↓です。
http://www.youtube.com/watch?v=JV8U5Qb6leI


あと、予定ではチェルシーのギャラリー街も観て回る予定でしたが...渋滞とか買い物の誘惑とかで時間オーバー。
展示会場での時間も含めての4日間では限界でした。


買い物中、お店のディスプレイもおもしろかったです。
a0180208_22172994.jpg
ABC Carpet&Homeというセンスのいいインテリアショップ。
https://www.abchome.com/

シャンデリアとアスティエの白い陶器の食卓ディスプレイ。


a0180208_22172074.jpg
チョコレート屋さんのMarie Belle。
ミントグリーンの壁とこれまた大きなシャンデリア。


a0180208_22171512.jpg
手芸屋さんのLOOPY&MANGOの入り口。
http://loopymango.com/

毛糸や雑貨、家具がディスプレイされている店内もすっごくかわいいです。


と、短い滞在でしたが満喫してまいりました。
今回は陶器の買い物はなし。

が、なぜか手に取ってしまう器もの。
陶器ではなくフェイクのお皿を連れ帰ってきました。

a0180208_22235398.jpg
こちらはMOMAで開催していたマグリット展のグッツ。
ハットと鍵。
プラスチック製です。

もう一つ。
a0180208_2224316.jpg
FRINGE STUDIOのガラストレー。
羽モチーフには目がなく。
色もキレイだったので衝動買いしてきました。


さーて。
ニューヨークについては以上です。


来月は個展が二つ。
ただいま、追い込み準備中です。

涼しくなって釉色も変わってきます。
引き続き制作がんばりまっす。


ホームページ:http://rittau.jimdo.com/
by tomomikamo | 2013-10-18 01:43 | 番外編 | Comments(2)
Commented by otokonoutsuwa at 2013-10-18 21:49
グッケンハイム。いつ見ても、カッコイイ!しかし工事中とは残念でしたね。MOMAはボクがいた頃はピカソのゲルニカが返還前で、ゆっくり好きなだけ見れました(笑)メトロポリタンのエジプトの間、イイよね~。異空間な感じですよね。でも、NYに居たから、「いつでも行ける」トラップに僕もひっかかりました。もっと行っていれば良かった(泣く)ちなみに、クリムトとエゴンシーレは僕の陶芸で目指す方向性の一つでもあります。安南焼きと同じ様にね。なんのこっちゃ、ですが(笑)
Commented by tomomikamo at 2013-10-19 01:00
otokonoutsuwaさん
ゲルニカがMOMAにあったんですねーー!!!知らなかったです!ゆっくり観れただなんてうらやましい。
クリムトとシーレはいつか本場オーストリアに観にいきたい憧れですね。陶芸とリンクとはさすがです!

<< 「リッタイとウツワ 6」@阿佐... NewYork 旅行紀① >>