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「リッタイとウツワ」 Tomomi Kamoshita

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色に感謝

今年もついに12月。
展覧会を終えたらあっという間に年末になっていました。

今は会期中に頂いたオーダーの器を日々制作中です。
新作はまだないので、本日は展示中に皆さんからご質問の多かった器をご紹介します。
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まず、こちら。
紫辰砂釉の平鉢です。

初日に売れてしまったものの、今回のディスプレイのメインとして会期最後まで展示していました。
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このピンクマゼンタ色がなかなか出ないので数も少なく、売約済みでがっかりさせてしまった方もいらして申し訳ない気持ちでした。

私自身とても好きな色なのでずっと観ていても飽きません。
紫には惹き込まれるような色の力があると思います。

ちなみに裏はこのような感じでした。
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釉の流れた濃い色とベースの薄い釉色の重なりが模様のように。


同じ紫でも還元の弱いときのものはこちら。
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こちらは薄い青紫色とごく淡い水色。

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着物の布色のような淡い感じ。

どちらの紫も一点ものでした。
同じように出ないのも、また紫辰砂釉の魅力です。


同じく、一点ものとして会期直前に窯からあがったのが、こちら。
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淡緑釉の平鉢。

見込みの釉の溜まった色は銀泊のような色に。
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鶸(ヒワ)色の薄い黄緑と、艶消し銀、山吹色。
なんとも和な色が重なりました。

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立ち上がりはこのような感じ。
この色も再現するのはなかなか難しそうです。


会期直前に少し安定して出来あがったのが、こちらのピンク。
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熱に弱い繊細な色なのですが、このくらい鮮やかにでるととても目を惹きます。
とっても手が焼けるけどかわいいんです。しょうがない。。

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こちらは見込みの釉の重なった部分が濃い色でリング状に。
たまにこういうサプライズもしてくれるから、メロメロになっちゃうんですね〜。


さて。
これから、またどのような色がでるのか。
釉薬の色に感謝しつつ、来年への展示にむけて制作スタートです!



おまけで。
お久しぶりのれんげさん。
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新聞の80日間世界一周の広告に釘付けです。
いちおう、ちゃんと椅子に座って読んでます(一瞬)。


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by tomomikamo | 2013-12-03 22:51 | ウツワ | Comments(0)
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