ボンソワー。
帰ってまいりました!
こちら、到着直後のパリ。
1週間この青空が続いていました◎
金継ぎ展覧会はとても盛況で無事に会期を終えました。
まずは、展示の様子から。
ギャラリーはエスパス・ジャポン。
パリ10区にある日本文化の紹介などをしているギャラリーです。
この辺りは高級エリアや観光エリアではありませんが、新しいレストランができたりと最近話題の地区だそうです。
同じ建物内に日本の情報誌の編集部や図書館、日本語教室などがあります。
到着後3日目にはメンバーが揃って搬入作業。
ディスプレイ担当をしてくださった方の指示とがっちりしたチームワークで展示が完了!
kuh金継ぎアート「あ・そ・び」展がスタートです。
骨董皿と陶片の呼び継ぎ。
「日本の粋をあそぶ」と題しております。
私の展示の表題は「私の手から生まれた器に驚きを」です。
「Suurorise du recipiant fait de mes mains」
とりあえず、フランス語に訳してあるとキマります。
こちらは参加メンバー全員で取り組んだ白プレートの遊び継ぎ。
個性が炸裂していておもしろい展示になったと思います。
展示2日目の夜にはヴェルニサージュというレセプションパーティーが。
すごい人!!
そして、このヴェルニサージュでフードと演出を担当してくれたのが、今回一緒に旅をした愛甲マキちゃん。
日本から用意していった素材とパリの市場で買った野菜やお花を使ってのアレンジ。
マキマキのセンスが光っていて、とても好評でした。
フードも大人気◎
到着してからパーティーまでの連日、慣れないキッチンでたくさん準備をして料理を用意してくれたマキマキに感謝です。
私自身、作品展示の面でも、海外のパリの人たちの反応を直に感じることができて、とてもいい経験でした。
じっくり丁寧に作品を観てくださる方が多くて感動。
九谷骨董とトルコブルーの小皿の呼び継ぎは、皆さん楽しんでくださったようです。
そんな中で、フランス人の彫刻家の女性が「私はあなたの作品のモダンなラインが好きよ」と言ってくれたのが、すっごく嬉しかったです。
日本の骨董和食器はもちろん素晴らしく、海外でも人気があるのは想定していましたが、私自身の陶作品はパリの人はどう思うのだろう...と考えていたので、反応が聞けてよかったです。
あっという間に5日間の会期は終了。
さみしい思いもありながら、撤収作業。
その足で空港へ向かいました。
大忙しでしたが、充実した9日間のパリ滞在。
展示以外の旅紀行はまた後日ゆっくりと。。
また海外で展示ができる事を目指して日々がんばります!
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