続きまして。
前回のfujikoさんの美しいお料理を終えてのあとは
Tea-whiskの宗碧さんによるSpecial Tea Ceremonyです。
「色の収穫」の抹茶茶碗展示。
お客様にはこの中から、お好きな一つを選んでもらい、お好みの茶碗でお茶を楽しんでいただくという特別なもの。
まずは、お菓子。
かわいい!!
こちらはもちろん、fujikoさんの餅菓子です。
上の乗っているのは薄い栗
黄色い花びらみたいでステキ。
カラフルな懐紙皿に餅菓子。
黒文字は父作のを使用。
そして、凛々しい宗碧さんのお点前。
お茶入れと薪窯の水指が生きていてうれしい。。
お茶の所作はどこをとっても凛としてて美しいです。
宗碧さんの紅葉のお着物もかっこいい!!
金継ぎの茶碗も。
そして、蓋置きはクロスのリッタイです。
大好きなこのリッタイ、今回はこのように活躍できて光栄。
みなさん、お茶碗いろいろ。
実際、手にしていただき
そして、眺めてもらい。
器冥利につきます。
こんなスペシャルなお茶会を開いていただけて、本当に幸せでした。
茶碗も、お茶道具も器たちも、使っていただいた時の姿が完成形です。
私は常にこう思っているので、会席とお茶会を通してお二人と一緒に作品を創り上げることができてうれしかったです。
そして、同い年でニューヨークで信念を持ってがんばっている宗碧さん。
リスペクト。
刺激をいただき、私もこれからもがんばろうと思いました。
そして、そして、今回さらにこの展示に素晴らしい音色で彩りを加えてくださった安藤準さん。
レセプションパーティー、お茶会の時にお琴の演奏をしてくださいました。
現代風にアレンジされたお琴の演奏。
演奏も衣装も、ご本人もとてもかっこいいです。
日本でお琴を学ばれてからニューヨークで活動なさっていて、若いのにすごいです。
ニューヨークの和室で、日本を意識した展示をさせていただき、
改めて「和の美」についてもいろいろ思いました。
着物の良さについても。
本日の最後はこちら。
レセプションで着た着物と金継ぎの器のコラボ。
色がテーマだったのでカラフルな着物にしました。
明るい水色に、ちょっとデザインされた花柄。
帯は大胆な刺繍が入っていてレトロなような、逆に今っぽいような。
どちらも祖母が残してくれたものでとても気に入っています。
ターコイズと骨董九谷の呼び継ぎ器と妙に揃いました。
お茶と着物と。
これからも少ーしずつですが、学んで続けていきたいです。
やっぱり日本文化が大好きなようです。
次回は「色」について、詳しく...
NY報告はもう少し続きます。
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