ブログトップ

「リッタイとウツワ」 Tomomi Kamoshita

rittau.exblog.jp

<   2011年 09月 ( 7 )   > この月の画像一覧

ラストのお品

めっっきり過ごしやすくなって、とても心地よいです。
昨日からブーツに切り替えてウキウキしております。

今年の暑さでしっかり出た紫も終了。
a0180208_2312425.jpg
これがラストでした。
もう、今はうす紫に。
だいぶブルーよりのグラデーションがかかります。

こちら長方形の陶板です。
今までは正方形で作っていた陶板。

ケーキやら、パンやら、お惣菜のお取り皿としても使えます。
煮物くらいまでの汁気であればオッケイです。
まな板代わりにも。

あと...タイルとしての使用方法を現在企んでいます。
ちょっと準備期間がかかりそうですが。
実現したら、ご報告します。


さて先日、寒気で途中になってしまったモデーナおじさんから購入した品。
もう一品。
a0180208_23124563.jpg
こちらも、これでラスト!
北欧旅行で連れ帰った器たちの最終品です。
オレンジ×レンガ色の釉の水差し。

トロトロと流れている釉薬。
スリムな形。
カーブに馴染んでいる取っ手。
a0180208_2312538.jpg
ナナメ後ろ姿もよいです。

a0180208_23124779.jpg
例のかわいい、このサイン。
こちらもロールストランドのカール・ハリー・スタルハンさん作。
&キズもの。

もうね、私はいいんです。
キズものコレクターで◎

さんざん器を買いまくり、機内持ち込みバックの余裕がまったく無しだったため、この難しい形を持ち帰るのをヘラヘラと悩んでいる私に友人が。

絶・対・買・う・べ・き!

と、旅一番の真顔で力説をしたので、抱えて帰りゃいっか!と購入決定。

向こうで買ったワンピースにぐるぐるに包んで小バックに入れて、
細い口も取っ手も無事に持ち帰ってきました。

この形、見れば見るほど、いかにも北欧なシルエット。
友人の強面の後押しがあってよかったです。

最後の最後まで満足な器との出会いの旅でした◎
これにて北欧ウツワ自慢は終了です。
お付き合いありがとうございました。
by tomomikamo | 2011-09-26 00:59 | ウツワ | Comments(4)

衣替え

暑がりで寒がりな私は、いきなり長袖&靴下に切り替えました。

またまた台風前夜。
もう、こないだみたいな被害が出ませんよう。
とりあえず、裏の川の様子を見に行く。
ってのは、とりあえず、やめてほしい。

工房庭の植木鉢も早々にしまい込みました。
その前に一枚。
a0180208_2217783.jpg
ココロ行くままに伸びた枝葉たち。
基本、うちの葉っぱは伸びたい放題です。

真ん中はたしか、紫式部がメインの寄せ植えだった気が。
去年のリッタイとウツワ展の時に花坊主さんにお願いして植え込んでもらったものです。

植木鉢、新しいのがいくつか出来上がっています。
a0180208_2217325.jpg
ペールトーンな色調。
レモン色、水色、薄むらさき、黄みどり。

今年は神楽坂のギャラリーをイメージしてシンプル系。
秋の展示前に、また花坊主さんに植え込みをお願いしようと思っています。
どんなのが合うか相談しながらお願いするのがとても楽しみ。


さてさてさて、こないだのパルシュスに続きまして。

質感重視の、もろタイプなウツワをご紹介。
a0180208_22171346.jpg
ロールストランド社のカール・ハリー・スタルハンさんの楕円鉢。

a0180208_22171623.jpg
裏のサインもかわいい◎
でも、カールハリーは七三分けのオジサン。。。

釉の溜まりにキラキラした金色が出ていて、黄色から黄緑色のグラデーションがとっても美しい!
ベタ褒め。

これはストックホルムの小さい骨董屋さんで出会いました。
骨董屋さんというか、おもちゃ屋さんというか、レコード屋さんというか。

モデーナさんという、おじちゃんがやってるカンペキ趣味のお店。
夏休み以外は土日しかやっていないらしいです。
小さいお店に入りきらないくらいモノが詰まっていて、勝手に好きなもの探し出して!って感じ。

そして、ウツワ裏のサインをよく見るとわかるんですが、これもキズもの。
ちょっとヒビが入っています。

モデーナおじさん、値段はあってないようなものらしく。
あれま、キズあるね〜と、値引き交渉もしていないのに、びっくりするようなお値段にしてくれました。

もうひとつ、モデーナおじさんから買ったものがあるんですが。

...なんか、気づいたら全身鳥肌たってました。
寒い!
風邪ひきそうなので、今日はもうささっと寝ます。
by tomomikamo | 2011-09-21 00:25 | ウツワ | Comments(4)

触りたくなるウツワ

先月号のブルータスを読みふけってました。
読書は苦手ですが、雑誌は大好き。

今日は工房玄関のご紹介。
気分でちょこちょこ変えますが、今はこんな感じ。
a0180208_222884.jpg
なんかハリーポッターちっくになってます。
ハリーポッター観たことないですが...。

とある洋服ブランドのノベルティで白いフクロウのスノードームをもらいました。
フクロウ、縁起いいし◎と、巣鴨的なレトロ発想で縁起物はとりあえず玄関に。
福よ来い。

あとは、前にご注文で作ったクラウンの陶板を自分用にも制作したもの。
立体のクラウン。
金継ぎしたウツワ。
学校の先輩であるステンド作家・櫻井さんのフォトフレーム。
などなど。

今日はその櫻井さんと、11月にやる二人展の打ち合わせを。
気づけば、もうあと2ヶ月切ってる。。。
そろそろ制作漬けにどっぷり突入せねばです。


さて、まだある北欧もの。
あと3つくらいです。

ここからは、今までの絵皿ものとは違い、私の作品の路線。
と、いうか、それはダイソレタ事を言い過ぎで、私が参考にしたい作品路線。

行く前から向こうで見つけたらぜったい買おうと思っていたパルシュス。

a0180208_2221496.jpg
ストックホルムのアンティークショップで見つけたんです!
a0180208_2221343.jpg
裏にはサインがばっちり。(ちょっと見えにくいですが。)

シンプルな形に轢かれた磁器にマットな釉薬。
口もとの薄さ、艶消し感、内側の釉溜まり、微妙なオリーブ色。
どれも、グッとくるポイントです。

1947年にデンマークのご夫婦によって作られた窯で制作されたパルシュス。
日本や中国の陶磁器の影響を受けているそうです。

これはたぶん50年代の初期のもの。
1972年に旦那さまが亡くなって、窯は閉鎖。
がっつり二人三脚だったんですね。
約25年くらいしか作られていなかったようです。

これまで紹介したビックブランドの量産モノとは違い、完全な一点モノ。
触っていると手作り感が感じられます。
ときどき、片手でごろごろ触ってます。

しっとりしていて心地よい。
この路線、がんばりたいです。
by tomomikamo | 2011-09-16 23:24 | 工房リッタウ | Comments(4)

チャンプルー日和

おととい、日曜日。
出張リッタウ行ってまいりました。
a0180208_2226148.jpg
新代田POPO。
かわいいお店です。
ひろびろ、ゆったり◎

a0180208_2226368.jpg
手ロクロに挑む女子たち。
今回はディナー付きでした。
作陶後はお腹が減るもんです。

個性派ヴィクトリアン調マグあり、旦那サマ用ご飯茶碗あり、超立体!な猫付きウツワあり。
ペアマグやカフェオレボウルも。
出来上がりが楽しみです。


さて、今日も残暑。
汗だくだく。
まさに、チャンプルー日和!

スパムもスタンバイおっけい。
そろそろいい大きさになったゴーヤをいざ!!

a0180208_22271255.jpg
真夏のよな日射し。

こんな立派に育つなんて、初夏のひょろひょろから考えたら夢のようだわ。
と、感慨にひたりながら、ワタとって...。

a0180208_2226846.jpg
かんせ〜い!
味は心強いスパム入れてるから、まちがいなし◎

しかも、スパムをお醤油とお酒で漬け込むという懲りよう。
手塩にかけたゴーヤ坊ちゃんのためです。
おかげさまで白いごはん、バクバクいけました。

最近、らしくないお料理付き写真が多いです。

ブログのお料理付き写真にはそれはそれは憧れがあり。。。
素敵にお料理盛れました♪みたいな。

でも、やってみるとすっごく大変。

食べる前に写真撮らなきゃだから、冷めちゃってイヤだし。
食べ物の写真はライトの加減が異常にムズカシイし。
なにせ、ちゃんと料理しなきゃだし。

私もやろと思えばやるんですーって聞かれてもいない言い訳をしつつ。
やっぱり、ウツワのみの写真の方向が合ってるようです。

と、いうことで、このチャンプルーのウツワ。
こちら。
a0180208_22261581.jpg
ずいぶん前に作った中鉢です。
灰釉+薪窯で焼いたので、どことなく民芸っぽい。

a0180208_2331338.jpg
底には薪の炎による不思議な色の溜まりが。

沖縄料理とこの奇妙な色は合います。
まだまだ成ってるゴーヤたち。
しばらくこのウツワは活躍しそうです。
by tomomikamo | 2011-09-13 23:47 | ウツワ | Comments(2)

ウツワパワー

蒸し暑い...。
に、戻っちゃいました。

今日のご紹介は片口。
a0180208_212995.jpg
小さめ片口、三色揃え。
ピンク・キミドリ・ムラサキ。
ソースとか麺つゆとかにちょうどいいサイズです。

薄手なので、口を作った時にできる器のゆがみをそのままに。
上から見るとしずく型してます。

麺つゆといえば、この夏もハマった豆乳そうめん。
普通のそうめんを無調整豆乳で割った麺つゆでいただきます。
まろやかで美味◎
薬味もなんでも合うし、いつものそうめんと気分を変えたい時オススメです。


さてさて、久しぶりの北欧ウツワ。
フィンランド分は全部ご披露したので、今日からスウェーデン分。
旅の記憶が薄れつつあるので、急がねば。。。

スウェーデンにはストックホルムに賞味1日の滞在でした。
急ぎ足で向かった陶器の町、グスタフスベリ。
の、グスタフスベリ社にて、手に入れたリンドベリ。
ベリベリ。

a0180208_2343914.jpg
レッドアスターなるシリーズのプレート皿です。

自分では、まず描かない、描けない絵柄。
大胆な花柄。

ブルーと、レッドとありましたが、私はビキッっとしたレッド派。
陶芸界では赤はとても出にくい色。
ここまでビキッと出ている赤に惚れました。

続いて、
a0180208_21335023.jpg
サリックスというシリーズの上と同じサイズのプレート皿。

細かい葉っぱ柄。
なんだかちょっとインディアンぽくて、こちらは一目惚れ。

このシリーズも赤があったのですが、こっちは線の細さと黒がマッチしていたので黒を。
かなり好きです。

アラビアにカイ・フランクがいるように、グスタフスベリのレジェンドであるリンドベリ。
そんなリンドベリ大先生のお皿がもつすごい力が私を動かしました。

使っていて思うのは、とにかく、ケーキが合う。
ケーキならなんでも合う。
とくに、サリックスにはカボチャタルトだろう、と。
こうなったら作っちゃおうと。

a0180208_21334667.jpg
んー満足!
黒と黄色が好み◎
朝からかったーいカボチャ切って作ったかいありました。

a0180208_21334394.jpg
こちらも個性的ながら、だいたいシックリ合ってしまう懐の広さです。

私をケーキ作りに誘う器パワー。
私もそんなパワーのある器作りがしたいなーと憧れます。

この後、カボチャタルトは本日作陶にいらした生徒さんにお出しして、いつもの強引お茶タイム。
手作りケーキなんてどうしちゃったの??と私の突飛な行動に動揺を隠せない生徒さん。。。
明日、嵐にならないといいですね。

そんな明日は出張リッタウです。
POPOでの体験陶芸教室、第2弾!
嵐になっては困ります。
by tomomikamo | 2011-09-11 00:02 | ウツワ | Comments(4)

キッチリ派とマイペース派

湿度少ない!快適!!
やっと、熱帯な夏から解放された気がします◎

そんな季節の移り変わりに私よりもだんぜん敏感なのが、うちのお窯さん。
夏の終わりを告げるべく、9月に入って、キリッと紫の出方を変えてきました。
a0180208_21492622.jpg
紫釉の鉢。

真夏、ピンクがかった紫が出ていたこの釉。
だいぶ薄くなり、すこしブルーがかってきました。
a0180208_21492970.jpg
今回は色味が消えすぎず、いい色合いに出たと思います。
けっこう気に入ってます。

よくよく見ると、そばかすが。
a0180208_21493256.jpg
これはたぶん、燃料の灯油によるシワザ。
なので、まったく狙ってないのですが、いい味になりました。

これからの季節の移り変わり時期は、釉の出方がとっても読みにくいです。
ただ、この時期にしか出ない絶妙な色合いもあるので、貴重な時期。
作業速度をブンブンを飛ばしていかねばです!


そんな、エンジンかかった私に対して、超マイペースな愛すべき、うちのゴーヤ。
まだ、彼の夏は終わっていませんでした。
a0180208_21493545.jpg
どうした、どうした。。。
台風明け、ふと見上げたら、いきなり5コも実をつけてる!!

期待するのをやめたとたん、成果がでるのはよくあるハナシ。

a0180208_21493847.jpg
こんなにわしゃわしゃ伸びたかいあったね◎

芋・栗・カボチャがほっこり食べたくなってきた頃に、スタミナ満点のゴーヤチャンプルがめでたく作れそうです。
スパム買ってこなくては!
by tomomikamo | 2011-09-07 22:39 | ウツワ | Comments(0)

釉のあれこれ。

台風が来る来るって言うんで、予定を早めて週半ばに無理矢理した窯焚き。
窯はちょっとスカスカ。

庭の植木鉢も隅に寄せて、ストック土を室内に移し入れて準備オッケイ!
と思っていたら、東京は来る日も来る日も案外平常でした。

予定通りの窯焚きならば焼く事のできた作品たちもいましたが...。
まあ、直撃しなかったことがなによりです。

今日は釉流れのお話。
a0180208_23394985.jpg
とろりーん。こちら、瑠璃釉の流れ。
a0180208_23395199.jpg
続いて、トルコブルー釉の流れ。

釉薬には、いわゆる流れやすい釉と流れにくい釉があります。
この流れによって、感動がおきたり、悲劇がおきたり。

写真のよな、とろりん具合が出ている時は、流れに感謝&感動しているとき。
私はこの流れがけっこう好きで、わざと流れるように流れやすい釉を重ね掛けしたり。
a0180208_2339533.jpg
こんな具合でムラ掛けしたりもします。

一方、悲劇はあまりの惨劇に撮影なんてしないもので、手元に写真がありませんでした。。。
器の下ギリギリまで流れやすい釉をかけてしまったり、調子に乗って重ねすぎてしまった時に巻き起こります。

窯出し時、どろりーーんと器から釉が流れ出て、窯の板にべったりくっついる様。
...もう、どん引きです。

それを取り外す時にたいてい器は欠けて痛々しいキズものに。
窯の板はひたすらグラインダーをかけ、アルミナという貼り付き防止粉みないのを塗り重ねるという、とってもめんどくさい行程が待ち受けます。

自分の制作時は、自ら戒め。
生徒さんにもこの釉がけ作業の時だけはイチイチうるさく言います。
本日の工房でも、釉がけ時、口ウルサイ講師に早変わりいたしました。


さて、ブログでもいっぱいいっぱいなアナログ体質なのに、このたび、フェイスブックを始めてしまいました。
ハイテクコンピュータネットワークにまごまごしています。
フェイスブックやっている方、探して頂けたら幸いです。
by tomomikamo | 2011-09-04 01:07 | ウツワ | Comments(0)