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「リッタイとウツワ」 Tomomi Kamoshita

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Paris! 旅行紀

先週までパリにいたとは思えないほど、あっという間に日本での日々に翻弄中です。
なので、思い出します!
展示以外のパリでの滞在記です。

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日本の桜がなごり惜しいな〜と思いつつ出発しましたが、パリにも綺麗に咲いていました。


今回は展示がメインだったので、合間合間をぬって時間を見つけては美術館へ行くという旅でした。

まずは、
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ビーナス!!

とりあえず、到着翌日ルーブルへ。
ニケが修復中なので、行くか悩みましたがビーナスを観に行ってきました。
やっぱり来てよかったと思える美しさ!
全角度から観られるのは実物ならでは。
ストーカーのように四方から写真を撮ってきました。

モナリザは卒業旅行で観た時の記憶が一切残ってないので、今回は記憶するぞ!と撮影無しで観ましたが....
すごい人で、観ている私の頭の上で撮影する人もいて、ぜんぜん落ち着かなかったです。
ガラスに入ってしまっていたし、なんだか残念な感じ。

その他のダヴィンチの作品はまーったく人がいなく、落ち着いて観られました。



今回滞在していたのはキッチン付きのアパルトマン。
しかもサンジェルマン・デプレの真ん中という好立地でした。

地下鉄の駅の出口前で建物の地下にはモノプリという大きなスーパーがあり、疲れたらちょっとお茶しに部屋に帰るという節約もできました。
食事も半分以上は部屋で済ませていました。

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こちら、歩いていけるところで週末に開かれていたビオ・マルシェ。

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オーガニックの野菜やパン、チーズなどなど集めた市場です。
ヨーグルトとシードル、マキちゃんのパーティーフードの材料など買い込んできました。

野菜のディスプレイの仕方がいかにもマルシェ!って感じで、それだけでワクワクします。
そして、日本ではあまり見ない野菜もたくさん。
どう料理するかはわからなくても、とりあえず買いたくなりホワイトアスパラを購入。
...結果、マキちゃんに丸投げし、美味しいソテーが出来上がる◎という具合でした。


展示のメンバーのみなさんとビストロでの夕食会も。
パリ在住の方が予約してくれていたお店でのメイン。
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もう、感服の色使いです!

パリでのご飯はどこも美味しかったです。
けど、どうしても日本の料理が恋しくなってしまうのは、しょうがない。
出汁と醤油がないと生きていけないと改めて実感しました。



続いての美術館は、こちら。
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ケ・ブランリー美術館。
2006年にできた、民族歴史芸術の美術館です。

外観は植物学者パトリックブランの垂直庭園。
日本でも金沢21世紀美術館などに作品があります。

そして、この美術館での企画展がなんと!
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インディアン!!
インディアン好きの私にとって、まさかのパリでインディアン衣装の展示に出会えるなんて...興奮しまくってしまいました。

常設展だけでもかなりの見応えがあり時間が足りなかったので、この美術館へは2度通い、初めて観る本物の羽根飾りを堪能してきました。



もうひとつ、必ず行こうと計画していたルーブル・ランス。
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パリから電車で1時間程の田舎町にできたルーブルの別館です。

この建物、日本人建築家のSANNAの設計。
これまた金沢21世紀美術館や軽井沢の千住博美術館を建てているお二人です。

展示室が、かっこいい!
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大きな一部屋で、壁はなく、作品が点在しています。

奥の壁には年代の目盛りが。
最初が紀元前3500年からスタート。
進むにつれ、紀元後〜現代の作品が並んでいます。
年代に沿って、世界中の美術品が観られるというすごく興味深い展示でした。
規模もちょうどよく、のんびり満喫できました。


その他の美術館はオルセーとオランジュリーへ。
最終日、ギリギリで行ったオランジュリーはとても良かったです。
作品が観やすく、モネの睡蓮の間は幻想的でずーっといたいなという空間でした。
ビーナスで始まり、モネで締めくくれたのはパリらしくて良かったです。


そんなこんなで大忙し。
パリは治安が良くないから気をつけて!とたくさん助言をもらっていたおかげで、注意しながら行動していたので、危険な目にあうことはなかったです。
地下鉄に乗る時は怖い顔をする。という自衛策で、一人でムッと眉間に皺よせて乗り、どこでも行って来れました。

逆に危険なのは、洋服屋さんがありすぎる事。
しかも、かなりかわいい!...非常にキケンでした。

やっぱり、パリは本当に本当に洒落た街。
特におじさん、おばさんがおしゃれ。
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犬もおしゃれ。

世界中の人が憧れるのも納得です。
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最後はアスティエ本店のお皿ディスプレイ。
ハート柄がかわいいと思ったのは久しぶりでした!

色使いとセンスを観に、また行きたいな〜〜と思う街でした。



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by tomomikamo | 2014-04-20 00:36 | 番外編 | Comments(2)

Bonsoir. Je suis à la maison! (ただいま!)

ボンソワー。
帰ってまいりました!
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こちら、到着直後のパリ。
1週間この青空が続いていました◎

金継ぎ展覧会はとても盛況で無事に会期を終えました。
まずは、展示の様子から。
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ギャラリーはエスパス・ジャポン。

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パリ10区にある日本文化の紹介などをしているギャラリーです。
この辺りは高級エリアや観光エリアではありませんが、新しいレストランができたりと最近話題の地区だそうです。
同じ建物内に日本の情報誌の編集部や図書館、日本語教室などがあります。


到着後3日目にはメンバーが揃って搬入作業。
ディスプレイ担当をしてくださった方の指示とがっちりしたチームワークで展示が完了!
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kuh金継ぎアート「あ・そ・び」展がスタートです。

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骨董皿と陶片の呼び継ぎ。
「日本の粋をあそぶ」と題しております。

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私の展示の表題は「私の手から生まれた器に驚きを」です。
「Suurorise du recipiant fait de mes mains」
とりあえず、フランス語に訳してあるとキマります。

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こちらは参加メンバー全員で取り組んだ白プレートの遊び継ぎ。
個性が炸裂していておもしろい展示になったと思います。


展示2日目の夜にはヴェルニサージュというレセプションパーティーが。
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すごい人!!

そして、このヴェルニサージュでフードと演出を担当してくれたのが、今回一緒に旅をした愛甲マキちゃん。
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日本から用意していった素材とパリの市場で買った野菜やお花を使ってのアレンジ。

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マキマキのセンスが光っていて、とても好評でした。
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フードも大人気◎

到着してからパーティーまでの連日、慣れないキッチンでたくさん準備をして料理を用意してくれたマキマキに感謝です。


私自身、作品展示の面でも、海外のパリの人たちの反応を直に感じることができて、とてもいい経験でした。
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じっくり丁寧に作品を観てくださる方が多くて感動。
九谷骨董とトルコブルーの小皿の呼び継ぎは、皆さん楽しんでくださったようです。

そんな中で、フランス人の彫刻家の女性が「私はあなたの作品のモダンなラインが好きよ」と言ってくれたのが、すっごく嬉しかったです。

日本の骨董和食器はもちろん素晴らしく、海外でも人気があるのは想定していましたが、私自身の陶作品はパリの人はどう思うのだろう...と考えていたので、反応が聞けてよかったです。


あっという間に5日間の会期は終了。
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さみしい思いもありながら、撤収作業。
その足で空港へ向かいました。

大忙しでしたが、充実した9日間のパリ滞在。
展示以外の旅紀行はまた後日ゆっくりと。。

また海外で展示ができる事を目指して日々がんばります!



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by tomomikamo | 2014-04-16 01:35 | 番外編 | Comments(2)

Kuh金継ぎ教室「あ・そ・び」展 in Paris!

春の嵐の後、来週は桜で騒がしくなりそうですね。
先日までの十条リトルコでの展示にいらしてくださった皆様、ありがとうございました!

展示終わりで一息ついたらあっという間に4月。
そして、4月は金継ぎの展覧会@パリ!があります。
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kuh金継ぎアート「あ・そ・び」展

2014/4/8(火)〜12(土) 13:00〜19:00
Espace Japon
12 rue de Nancy 75010 Paris
http://www.espacejapon.com/

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私の所属するkuh金継ぎスタジオの伊藤和江先生が主催です。
スタジオのメンバー18名での展覧会。
昨年から楽しみに準備していた展示です。


ふと気付けば、もう来週には出発。
卒業旅行以来のかなりお久しぶりなパリ。
今回は展示がメインなのであまり観光はできませんが、いくつかの美術館は観てきたいと思います。

そして、出展作品。
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トルコブルーの小皿と九谷の骨董小皿の呼び継ぎです。

「呼び継ぎ」とは欠けて破片の無くなってしまった器にだいたい同じ大きさの器の破片を埋め込んで補う補修法です。
私のこの作品は互いに組み合わせて補い合うようにしました。

金継ぎの方法としては、新漆という新しい素材を使った初歩の技法です。
伝統ある本漆での金継ぎは日本の誇る技法ですが、とてもとても時間と技術の必要な作業です。
私はまずは、欠けてしまった器を甦らせるという点からの入口です。
それでも、傷を景色として楽しむ美を感じていただけたらと思います。

その他の骨董器との呼び継ぎは
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鶴の赤絵皿と瑠璃の陶片のMIX。


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鶴亀の染め付け皿と紫の陶片のMIX。


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竹と鳥の絵皿と織部の陶片のMIX。

どれも、コツコツ集めた日本のとってもおめでたい文様の小皿たち。
そこに私の器の破片を埋め込みました。
この呼び継ぎをはじめてから、割れた器の破片を集めておくようになり、工房が破片だらけになりつつあります。。


このほかにも数点連れて行ってまいります。
ほかの作品はまた次回ご紹介します。

ギリギリですが、もう少し仕上げの作業をがんばらねばです...。



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by tomomikamo | 2014-03-31 01:00 | 展示 | Comments(0)