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「リッタイとウツワ」 Tomomi Kamoshita

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Kuh金継ぎ教室「あ・そ・び」展 in Paris!

春の嵐の後、来週は桜で騒がしくなりそうですね。
先日までの十条リトルコでの展示にいらしてくださった皆様、ありがとうございました!

展示終わりで一息ついたらあっという間に4月。
そして、4月は金継ぎの展覧会@パリ!があります。
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kuh金継ぎアート「あ・そ・び」展

2014/4/8(火)〜12(土) 13:00〜19:00
Espace Japon
12 rue de Nancy 75010 Paris
http://www.espacejapon.com/

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私の所属するkuh金継ぎスタジオの伊藤和江先生が主催です。
スタジオのメンバー18名での展覧会。
昨年から楽しみに準備していた展示です。


ふと気付けば、もう来週には出発。
卒業旅行以来のかなりお久しぶりなパリ。
今回は展示がメインなのであまり観光はできませんが、いくつかの美術館は観てきたいと思います。

そして、出展作品。
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トルコブルーの小皿と九谷の骨董小皿の呼び継ぎです。

「呼び継ぎ」とは欠けて破片の無くなってしまった器にだいたい同じ大きさの器の破片を埋め込んで補う補修法です。
私のこの作品は互いに組み合わせて補い合うようにしました。

金継ぎの方法としては、新漆という新しい素材を使った初歩の技法です。
伝統ある本漆での金継ぎは日本の誇る技法ですが、とてもとても時間と技術の必要な作業です。
私はまずは、欠けてしまった器を甦らせるという点からの入口です。
それでも、傷を景色として楽しむ美を感じていただけたらと思います。

その他の骨董器との呼び継ぎは
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鶴の赤絵皿と瑠璃の陶片のMIX。


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鶴亀の染め付け皿と紫の陶片のMIX。


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竹と鳥の絵皿と織部の陶片のMIX。

どれも、コツコツ集めた日本のとってもおめでたい文様の小皿たち。
そこに私の器の破片を埋め込みました。
この呼び継ぎをはじめてから、割れた器の破片を集めておくようになり、工房が破片だらけになりつつあります。。


このほかにも数点連れて行ってまいります。
ほかの作品はまた次回ご紹介します。

ギリギリですが、もう少し仕上げの作業をがんばらねばです...。



ホームページ:http://rittau.jimdo.com/
by tomomikamo | 2014-03-31 01:00 | 展示 | Comments(0)

呼び継ぎウツワ&骨董ウツワ

寒さで身体も固まるなか、今朝からラジオ体操再開!
DVDも入手し、気合い入れて基礎体力あげていきます。

さて、週末から始まりました、金継ぎの展覧会。
今回の私の展示ブースはこんな感じです。
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手前から、
金ヘビの巻き付いた黒釉の巳年盃・色ガラスをはめ込んだの骨董の鶴のお重。
金継ぎした淡いグリーンの平鉢・深紅ガラスを呼び継ぎした白×藤色の薄鉢。
金ヘビ巻き付きの瑠璃釉の高杯・朱と金で絵付けした古伊万里の骨董皿。

今回は私作の器と骨董の器の両方展示しました。

私は自分の作品に絵付けはしないので絵皿は買う専門。
やはり和柄はカッコイイので骨董絵皿は大好きです。


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この平皿は「牡丹と獅子」のモチーフがとっても気に入りました。
よく見ると、獅子がいい顔してるんです◎

骨董市にて傷モノであった古伊万里を入手。
派手なモチーフの割に染め付けのままでは色が地味だったので、牡丹を朱で、獅子を金でフチ取りました。

朱が効いて華やいだ感じに仕上がったと思います。


もうひとつのメインは
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こちらの深紅ガラスの呼び継ぎ鉢。

陶器ではなかなかでない真っ赤な色。
これはアロマ作家の中山さん宅で割れてしまったという赤いグラスの破片を頂き、私の鉢の欠け部分にはめ込みました。

藤色が少し入った白鉢。
口元が薄手なので華奢なグラスの薄さと良い具合に揃いました。


展覧会のギャラリーは表参道のスパイラル裏手にあるGallery5610さん。
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こちら、私も参加の販売ブース。
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骨董市に足繁く通って素敵な器を入手し修復している方たちの金継ぎ器がずらり!
骨董好きはテンションあがります。

初日にはオープニングパーティー♪
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金継ぎ教室の伊藤先生はフードコーディネーターでもあるので出てくるお料理が超美味でした!


kuh金継ぎ教室から「あ・そ・び」展は13日の木曜日まで。
表参道Gallery5610にて11:00〜17:00です。
最終日の13日は16:00までなのでご注意ください。

私は火曜日と水曜日に終日在廊します◎
by tomomikamo | 2012-12-10 02:01 | 展示 | Comments(1)

金継ぎ展&緑化フェア@吉祥寺

涼しい!
作業するのにも、ゴロゴロするのにもちょうどよい気温です。


さて、秋は展示関係が一気に動きます。
まずは、金継ぎの展示から。
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今日から日曜日までの4日間、吉祥寺東急7階にて。
http://www.tokyu-dept.co.jp/kichijouji/
私の金継ぎの先生である伊藤先生のワークショップがあり、その傍らで教室の作品展示をしています。
(ちなみに、ワークショップはもう満員になってしまったとのことでした。)


私の作品たち。
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新作のガラス呼び継ぎのお重と呼び継ぎの鉢2つと、猫脚付きの赤絵皿。
後ろのエスカレーターがデパート感満載ですね。。


実家の物置にあった鶴の染め付けのお重。
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一部欠けた部分にガラスをはめ込みました。
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黄色とグリーンの鮮やかなガラスを。

で、せっかくなので。
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中をオール金に!
よみがえった!!って感じがします。

金継ぎの展示は12月にもあるので、金継ぎ作品づくりも地道に進めなくては。
金継ぎにご興味のある方はぜひいらしてください◎


続いて、もう一つ。
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全国都市緑化フェアTOKYO!
http://greeneryfair-tokyo.jp/
こちら、毎年開催されている緑化フェア。
2012はTOKYOです。

あさって9/29(土)〜10/28(日)の1ヶ月間。
都内の上野公園・日比谷公園・浜離宮庭園・井の頭公園などで同時開催です。
都が先導なだけあり、かなりの大規模。

私の作品は井の頭公園の「月の庭」と「香の庭」にて参加しています。

先日の現場作業というのは、この現場への搬入作業だったんです。
半日作業であっという間に真っ黒!に日焼けしてしまうくらいの炎天下作業でした。
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あさってからなので、遠目のを1枚。

この「月の庭」には1か月間の月齢と月の出を記したプレートを。
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こちら、制作中の時のプレートです。
黒地に金が満月と新月の日。
その他の日は色のグラデーションにしました。
これが庭の砂利地に埋め込まれます。


もう一つは「香の庭」のガーデンショップTOKUZOUにて。
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この吊り台を販売します。
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3色展開。

庭の木に吊り下げて鳥の餌台にしたり、キッチンに吊り下げてハーブ入れにしたりできるような。
...とTOKUZOUさんと打ち合わせをして制作しました。
カフェスペースもあるので、休憩もできるようです。

会場は井の頭公園と言っても、だいぶ三鷹よりのジブリ美術館の隣あたりです。
駅からはちょっとあります。
巨大な温室があったり、美大とコラボのアートガーデンがあったり見応えはありそうなので秋のお散歩にどうぞ♪


明後日の開会後、いきなり台風が来そうなのは.......。
嵐のスタートもありかもですね。
by tomomikamo | 2012-09-28 01:42 | 展示 | Comments(0)

金継ぎ展*終了

表参道は今日も人いっぱい。
でも大人ばっかりだから落ち着いてるのがいいです。

先週末からの金継ぎ教室の展示会が本日で終了しました。
いらしてくださった皆さま、ありがとうございました!
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今回の私のブース。
白釉の器 4点・呼び継ぎ器 2点・片口・骨董赤絵皿を展示しました。


今日はこのあいだ書ききれなかった呼び継ぎについて。

呼び継ぎは古くから抹茶茶碗などの補修に使われていた技法です。
私がなんとしてもやりたかった技法。
赤絵鉢に織部の破片が呼び継ぎされている古い器を見て感動してから、いつかは...と虎視眈々ねらっていました。

そして、とりかかったのがこちら。
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紫釉の鉢に瑠璃釉のぐい呑みの破片をはめ込んだものです。
あえて形状の違う器をはめ込み、ちょっとぼこっとさせました。
このぼこっと感が、呼び継ぎのなんだか愛らしいところ◎

生い立ちは
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カパっと割れたパーツたち。

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まずは、紫の鉢の破片をくっ付けて直し、空いたスペースに瑠璃の破片を砕きながら合わせていきます。

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ハマった!!
ここまで、じっくり進めなくてはならない地道作業。
地道にコツコツは陶で慣れてるんですが、これまたけっこう大変。
指には水ぶくれ。。。

でも、ハマった時はスカッとします。
最後に隙間を金で埋めていき、完成!


瑠璃を埋め込んだ部分の紫釉の破片は、もう一つの呼び継ぎのパーツとして使いました。
それが、先日ご紹介したこちら。
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青みのグレーの鉢の挿し色として、紫を。
このグレー鉢と紫釉の鉢はほぼ形状が同じだったので、こちらはまったく凹凸なく、すっきりと収まっています。


寒くなったのでこれからは我が窯で織部がきれいに出る季節です。

織部鉢をちょっと多めに作っておいて、好みの骨董赤絵皿を探しに行って...。
目指すは金×赤絵×織部!!
桃山〜!みたいな感じの呼び継ぎが早く作りたい。

なので、まずは仕事の作陶をこなさなくては。
年末年始も窯焚きに明け暮れそうです。
by tomomikamo | 2011-12-22 01:13 | 展示 | Comments(2)

Kuh金継ぎ教室「あ・そ・び」展

やっぱり年末って忙しい。。。
なんとなく年内に!とか約束してしまい、予定が渋滞中です。

そんな中、金継ぎ教室の展示に参加しています。
表参道 Gallery5610にて明日から。
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Kuh金継ぎ教室から「あ・そ・び」展

2011/12/17(土)、19(月)、20(火)、21(水)
12:00〜18:00
私は20、21日に在廊します。

Gallery5610
表参道駅 B3出口より徒歩3分
港区南青山5-6-10 5610番館


今回展示している作品は
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白釉の器たち。
白地だと金のヒビラインが生えます。

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どれもパリパリに割れたものを修復しました。

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こちら徳利。
中はオール金で覆ってあります。

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猫脚の骨董の赤絵皿。
骨董市で売り物にならないと隅っこに追いやられていた高台が欠け落ちた、この赤絵皿。
陶土で3つの猫脚を作り、くっ付けて、金で覆いました。
ちょっと、オリエンタル。

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こちらは、呼び継ぎ。
欠けた部分に、別の器の破片をはめ込む技法です。
金継ぎ始めたら、これがやりたかったんです!
すーごく大変でしたが。。。
詳しいやり方はまた後日。

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金絵の箸置きなども。
一部販売もしています。

総勢25名参加の今回の展示会。
フードコーディネーターでもある、金継ぎ教室の伊藤和江先生のもと多種な職業の生徒のみなさん。
骨董あり、ガラスありで見応えのある展示なので、ぜひご覧頂けたらと思います。

表参道の木も異常に見応えあります。
ヒルズの馬車はどうかと思いますが。。。
原宿から歩く方は脇目でちらっと見てみてください。
by tomomikamo | 2011-12-17 00:11 | 展示 | Comments(2)