あら?なんか寒くなくない?...と気が抜ける週末ですね。
でも、また週半ばは雪予報。
もう一回引き締めましょーう。
さて、本日は金継ぎのご紹介。

こちら、私のぐい呑み。
口元に割れとほつれ(欠け)が入ってしまったとのこと、修復のご依頼を受けて直しました。
欠けてしまうのは使って頂いている証拠。
直して、また使いたいと思って頂けるのはうれしいことです。
基本は私の器の修復のみお受けしているんですが、どうしても...とのご依頼でこちら。

ミーマグ。
私も愛用のこのミーマグはもう販売されていない貴重品。
わかります。これは割れたからって諦められないもの。
お直し箇所はこの取っ手。

洗い物中の事故によるマグ取っ手の割れは悔やんでも悔やみきれないですよね。
もう一つ。

ロイヤルコペンの大皿。
フチの欠けから中央に向かってにゅう(ヒビ)が入ってしまっていたのを修復しました。
お世話になっている方のお母様からのご依頼品だったので、緊張しながら作業。
無事直って喜んで頂き、ひと安心でした。
こんな感じで金継ぎで大切な器が復活します。
作業としてもやりがいがあっておもしろいので、
やってみたい!大事な器が割れてしまった!という方はぜひ体験しにいらしてください。
もちろん、どんな器でも洋食器でも骨董でも大丈夫です。

こちらは金継ぎ体験にいらした方の作品。
10年くらい愛用していたという黄瀬戸のお皿。
和食器の宿命ですが、土ものはどうしてもフチが欠けやすいんです。
何カ所もある欠けでしたが、しっかり直りました。
今年から私の金継ぎの先生でもある伊藤先生の工房で体験教室の講師をすることになりました。
場所は六本木のミッドタウン近くです。
夜の教室もあるのでお仕事帰りの方はこちらもぜひ。
今後の体験教室予定は↓です。
2/13(水)19:00〜
3/13(水)19:00〜
3/19(火)13:00〜
どちらの教室もご予約はメールにて
rittau11@gmail.com まで。
金継ぎを始めてから骨董好きに拍車がかかった感があります。
直したり、呼び継ぎをしたりの素材として欠けている器には飛びつくようになってしまいました。
で、先日も骨董品屋さんから連れ帰ってきたものが、こちら。

どっさり。。
飛びつくとはいえ、好みの絵柄でないと金継ぎの気分もあがりません。
赤絵や、牡丹・龍・鶴などおめでたい系の江戸〜大正時代あたりのものが好みです。
ついでに、骨董品屋さんにてこの椅子も掘り出してきました!

アフリカの椅子。
木の感じ、手作りの感じ、背もたれの感じ、低さ。
いい味出しています。
骨董家具も見出すと止まらないですね。
でも置き場所に限りがあるので節制せねば。。。
とりあえず、廊下の一角はこの椅子が占領することとなりました。