お久しぶりのリッタウ通信です。
早12月。工房忘年会を兼ねて、熱海へのリッタウツアーを開催。
薪窯の窯焚きに参加してきました!!

参加させていただいたのは熱海・伊豆山の岩戸窯さん。
夏にリッタウ旅行で伺い、見学させてもらった小坂先生の工房です。
三日三晩かけての窯焚き。

こちら、2年間乾燥させてある松の薪。
6トンもの薪を使って、1265℃まで窯温度をあげ、それをキープし煉らしていきます。
なんとも壮大な作業!
そんな薪窯に作品参加させてもらい、更に窯焚き日に伺って薪焼べまで体験させてもらいました。
薪窯が初めての生徒さんもいらっしゃいましたが、みなさん火にも勇敢でテンション高め◎
温度を見ながら、交代で窯に薪を投げ入れて行きます。

なんだかんだで、私が一番テンション高かったかも...ですが、腰はだいぶ引けてます。。
あんまり近づいて眉毛焼けてしまっては困るので。。
人間としての本能でしょうか、どうしても炎には釘付け。

なかなか普段目にできない燃える火。
パチパチという音と共に薪が燃える姿はなんともかっこいいです。
窯奥には煙突が。

ここを棚板で開いたり閉めたりして温度の上がり方を調節します。
遠くには海が見えます。
熱海の山をだいぶ上がったとても見晴らしのいい素敵な場所です。

小坂先生のワンコも窯番。
煙突前が似合います◎
私たちが参加させてもらったのは窯焚き最終日。

窯温度は1267℃。
うちの灯油窯では1235℃までしか上げないので、この高温は楽しみ!!
最後、まずは下段の火口を閉めます。

すると上段火口の炎の勢いがボワっと増しました。
その後、最後にみんなで一本づつ薪を入れて上段火口も閉め、さらに煙突にもフタをすると...

窯の隙間という隙間から炎や黒煙があがります。
クライマックス!!!
凄く迫力がありました。
この煙が落ち着いたら、窯焚き終了。
初日からお手伝いしている岩戸窯の生徒さんにも、大変お世話になりました。
そして、とても丁寧にたくさんのことを教えてくださった小坂先生に本当に感謝です。
窯出しは1週間後。
私たちが作品を取りに伺うのは来年早々の予定。
どんな焼き上がりになっているか、ワクワクです。
基本、イベント好きな我が工房ですので...窯ツアーは前日熱海入り!
工房で作業を終えてから夕方出発というハードスケジュールにもかかわらず、生徒さんも気合い入っているので昼間からビシっと作業。
夜は熱海のホテルでビンゴ大会&忘年会。
バブルを知る世代も知らない世代も混ざっております◎
そして、朝!

晴れ女と雨女も混ざっているので、晴れ予報でしたが空はこんな感じ。
晴れ成分がだいぶ遮られていますが、これもまた良し。
ランチは今回も岩戸窯お隣の壺中庵さんへ。

まずは柿の胡桃和え。
白子豆腐や甘鯛のお椀など、美味しく美しいお料理ばかり!!
器は岩戸窯さんの薪窯の作品を使っていらっしゃいます。

お庭の眺めも最高♪
ゆっくりお食事のできる素敵なお店ですので熱海にいらっしゃる方はぜひ。
壺中庵(前日までの要予約です)
http://www.kocyuan.jp/index.html
今年最後の工房イベントも終了。
あとは年末に向けてあっという間に日々が過ぎていきそうです。
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